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素朴な疑問

手作り結婚指輪のメンテナンス

手作り結婚指輪は結婚式で指輪交換することでお互いの薬指につけるのが一般的ですが、それで終わりではありませんよね。
それ以降も毎日、ずっとつけ続ける指輪です。
ということは、手作り結婚指輪は日常生活にさらされることになります。
食器を洗ったり、お風呂に入ったり、汗をかいたり、化粧品が付着したり、劣化する要因は数えきれないほどありますよね。
そこで重要になるのが、手作り結婚指輪のメンテナンスなのです。

では実際、手作り結婚指輪はどのようにメンテナンスをすれば良いのでしょうか?
やはりまずは、日ごろから付着した汚れを取り除くことを心がけることが重要です。
柔らかい布で優しく拭くだけでも、手作り結婚指輪の劣化は格段に抑えることができます。
メガネ拭きなどで拭くのがおすすめです。

著しく汚れが気になる場合には、毛先の柔らかい子供用の歯ブラシなどを使い、軽くブラッシングすると良いでしょう。
中性洗剤をぬるま湯で薄め、ブラシにつけてこするとより効果的です。
ブラシ後は必ずから拭きをするようにしてください。
注意が必要なのは洗剤の種類です。
中性以外のものを使ってしまうと劣化の原因になります。
シルバーリングの場合には、シルバーアクセサリの専用クロスやクリーナーが販売されていますので、そういった市販品を使用しても良いでしょう。

もしも自分でメンテナンスすることが難しいと感じる場合には、指輪工房や購入したジュエリーショップに相談するのがおすすめです。
工房では指輪をキレイに磨いてくれるサービスを行っているところも多いですし、ジュエリーショップなどは購入後のメンテナンスも引き受けてくれるお店が多いです。
そういったサービスを利用できれば、自分でメンテナンスをするより指輪を美しく保てる可能性が高くなります。

ただし、工房やジュエリーショップにメンテナンスを依頼するにしても、日常的な手入れは自分自身で行うしかありません。
最低限メガネ拭きなどの柔らかい布で乾拭きする習慣は身につけておき、汚れが落ちにくくなってきた、著しく汚れてしまった、そんなとき工房やジュエリーショップにメンテナンスを依頼するのがおすすめなのです。

手作り結婚指輪のデザイン

手作り結婚指輪を用意する際に、重要になるのがデザインです。
基本的には一生薬指につけてゆく指輪ですので、自分の好みのデザインに仕上げておきたいものですよね。
どのような方法で手作り結婚指輪を用意すれば、より自由度の高いデザインに仕上げることができるのでしょうか?

まず最初はジュエリーショップで購入する指輪です。
ジュエリーショップの指輪の場合も職人さんの手が加わった手作り結婚指輪となりますが、デザインの自由度という意味ではほとんど自由はないと言えますよね。
あらかじめデザインが決まっている商品がショーケースに並んでおり、サイズ調整や文字の刻印くらいしか購入者の意志が反映するポイントがありません。
ただしその道のプロがデザインした指輪ですので、デザインの完成度の高さは随一と言えます。

次はオーダーメイドです。
オーダーメイドは非常にデザインの自由度が高い手作り結婚指輪の準備方法であると言えます。
どのようなデザインにするのか、購入者が決定できるからです。
しかし金属の性質により不可能な部分があったり、実際に作業する職人さんと理想的なデザインの形状が上手く共有できなかったりする可能性もあります。
必ずしも理想的なデザインが実現できるとは限りません。

最後に自分自身で手作り結婚指輪を作成する方法です。
自作の手作り結婚指輪の場合、デザインは完全に自分の自由です。
どのような形にするのかを決めるのも、それを形にするのも自分自身なので、もっともデザインの自由度が高い方法であると言えるでしょう。
ただし、もちろん全くデザインに制限がないわけではありません。
素人の技術や工具で加工できるデザインには限界がありますし、扱える貴金属の種類も限られてきますので、金属の性質的に難しいデザインというのもあるでしょう。
そういった意味ではキットを購入するよりも、工房の指輪教室で自分の使いたい金属を決めて、職人さんに相談しながらデザインと作業を進めて行くのが最もデザインの自由度を高める方法であると言えます。

手作り結婚指輪の難易度

手作り結婚指輪を用意すること自体は、それほど難易度の高いことではありません。
ジュエリーショップで購入した指輪であっても職人さんの手が加わっているので手作り結婚指輪です。
購入するだけなので、難しいことではありませんよね。
オーダーメイドの場合にしても、デザインに関わるという意味では多少難易度が上がりますが、好きなデザインを伝えて、それが加工する上で可能なのか不可能なのかを判断してもらい、最終的に注文するだけなので難易度は高いと言えないでしょう。

しかし、自分で手作り結婚指輪を作成する場合、ジェリーショップやオーダーメイドよりも格段に難易度が高くなります。
いったいどの程度の難易度なのでしょうか?

結論から言うと、手作り結婚指輪を自作する際の難易度は「器用な人ならば問題なく作れる」という程度のレベルです。
もちろんお店で売られているようなゴールド、プラチナといった高価な金属を加工するのであれば、熟練の技が必要となります。
知識や経験なしでは失敗する可能性の方が遥かに高いでしょう。
しかしシルバーのような素人にも加工しやすい金属であれば、器用な人であれば問題なく指輪を作成可能です。
中にはシルバーのスプーンやフォークといった食器の柄を利用し、シルバーリングを作ってしまう人もいるほどです。

とはいえ、器用さに自信があると言っても、程度というものがありますよね。
食器からシルバーリングを作るのはそれなりに難易度の高い行為です。
器用さには自信があるけれど、不安もあるという場合には、キットを購入すると良いでしょう。
指輪作成キットが販売されていますので、それを購入し、付属されている説明書に沿って指輪を作成するのです。
難易度は格段に下がりますよね。
工房などで指輪作成教室が開かれていることも多いので、そういった場所に足を運び、職人さんに教わりながら手作り結婚指輪を仕上げるのもおすすめです。

手先が不器用でまったく自信がないという人以外は、チャレンジしてみる価値があるのです。

手作り結婚指輪の宝石

手作り結婚指輪とは一般的に金属のみで作りますが、中には宝石を埋め込む人もいますよね。
いったいどのような宝石を埋め込む人が多いのでしょうか?

手作り結婚指輪の宝石としてまず挙げられるのは、やはりダイヤモンドです。
結婚指輪、婚約指輪の宝石としては最も人気の高い、定番の宝石ですよね。
ダイヤモンドは宝石の王様とも呼ばれており、グラム当たりの価値は500万円を超えます。
その価格故に、ダイヤモンドを埋め込む際には非常に小さなものを指輪の内側などに埋め込むのが一般的です。
ダイヤモンドは自然界に存在する物質の中でもっとも硬い物質でもありますので、耐久性も優れており、日常生活に耐えなければならない結婚指輪の宝石としては最適な宝石と言えるでしょう。

次はルビーです。
ルビーも非常に硬い物質なので、手作り結婚指輪の宝石として適しており、実際にかなり人気の高い宝石です。
その硬度の高さはダイヤモンドに次ぐとされています。
赤く美しい輝きが特徴の宝石で、天然のものは産地のほとんどがアジアであるという産地の少なさからグラム当たりの価値も非常に高くなっています。
全宝石中でもっとも貴重な宝石として扱われていた時代があったほどです。
7月の誕生石でもあり、7月生まれの人が手作り結婚指輪の宝石として選ぶことが多い宝石でもあります。

最後はサファイアです。
サファイアは青玉、蒼玉とも呼ばれている宝石で、青い深みのある美しさが特徴の宝石です。
ルビーなど赤色の宝石を除いた場合、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇ります。
ダイヤモンドやルビー同様、その硬度の高さが結婚指輪の宝石として適しているのです。
9月の誕生石なので、9月生まれの人に人気がある宝石でもあります。
歴史的に見ると宗教との付き合いが古い宝石であり、かつてキリスト教の司教の叙任の際に、サファイアの指輪が与えられる習わしなどがありました。
ヒンズー教では厄災をもたらす不吉な石とされたこともありますが、インド仏教では非常に貴重な宝石として扱われました。

手作り結婚指輪の素材

手作り結婚指輪の素材となる貴金属は、非常に高価なものが多いですよね。
今回は手作り結婚指輪の素材として人気が高い金属、ゴールド、プラチナ、シルバーについて、どのような金属なのかを解説します。

まずはゴールドです。
ゴールドはこの世に存在し人類が把握している全ての物質の中でも、グラム当たりの価格が上位に食い込むほど高価な金属です。
人間とはとても付き合いが古い金属で、有史以前から文明の経済を支えてきた金属でもあります。
高価な金属の代名詞でもありますよね。
非常に加工しやすいことが特徴で、他の金属と混ぜ合わせることでイエローゴールド、ピンクゴールド、といった独特の輝きを放つようになるのです。
結婚指輪の素材としても非常に人気ですが、純度が高くなるほどに柔らかくなってしまうので、18金程度で加工することが一般的となっています。
仮に純金を指輪に加工したとしたら、その価格は非常に高価になりますし、日常生活に耐えられるような代物ではなくなってしまうのです。

次はプラチナです。
白金としても知られる金属で、グラム当たりの価値はゴールドを上回ります。
結婚指輪の素材としては最も人気が高い素材の一つでしょう。
プラチナは非常に安定した物質であるため、錆びに強く日常生活に耐えなければならない結婚指輪の素材として最適なのです。
その安定した性質から、自動車の部品、燃料電池などにも利用されています。
じつはかなり身近な金属なのです。

最後はシルバーです。
シルバーはゴールドやプラチナと比較すると、グラム当たりの価値はかなり低くなります。
しかし最近では指輪作成キットなどを利用して自分で手作り結婚指輪を作る人が多く、結婚指輪の素材として定番化しているのです。
ゴールドやプラチナは加工しやすいと言っても、価格的な意味で失敗のリスクが高いですし、職人さんの技術をもって初めて「加工しやすい」といえるレベルの金属ですが、シルバーの場合はリスクも低く、素人でも十分に加工可能なレベルの金属であるため、キットなどに付属するには最適な素材なのです。

手作り結婚指輪の予算

手作り結婚指輪を準備する際にもっとも気になるポイントの一つが、予算です。
素敵な指輪を結婚指輪として用意したいという気持ちは誰もが同じですが、それに投資可能な金額は人によりけりです。
自分のお財布事情の場合、どの程度の金額が用意できるのか、その金額の場合どのような方法で手作り結婚指輪を用意すれば良いのか、以下、手作り結婚指輪を準備する方法とそれにかかる平均的な費用をまとめましたので、参考にしてみてください。

まずは最も高額な予算が必要となる「オーダーメイド」です。
オーダーメイドの場合、安くても10万円程度が相場となるでしょう。
高い場合には数十万円、数百万円といったように天井知らずの価格相場となります。
どのような素材を使用するのか、装飾はどのようなものにするのか、だけでなく、職人さんによっても金額が違ってきます。

次は「ジュエリーショップ」です。
ジュエリーショップのショーケースに並んだ指輪から手作り結婚指輪を選ぶ場合、相場は10万円~20万円といった価格帯になります。
ただしこれもあくまで一般的な相場であり、指輪によっては非常に高額なものもありますよね。
平均的にオーダーメイドよりも遥かに相場が安いというだけであり、ジュエリーショップの指輪の場合もやはり高値は天井知らずと言えます。

最後は自作の場合です。
自作の手作り結婚指輪の場合、予算はキットを購入するか、スプーンやフォークを加工するか、工房で職人さんに教えてもらいながら作るか、によってかなり違ってきます。
しかしいずれの場合も、オーダーメイドやジュエリーショップと比較すれば安く抑えられる方法であると言えるでしょう。
キットを購入する場合、安いものは1万円程度、高いもので数万円というのが相場です。
スプーンやフォークなどのシルバー素材でシルバーリングを作るのならば、最安だと0円です。
自宅に工具やシルバーの食器などが揃っていれば、無料で済みます。
工房などで職人さんの手ほどきを受けるのならば、素材料と受講料で数万円~十万円前後というのが相場となるでしょう。

手作り結婚指輪の準備にかかる時間

手作り結婚指輪を用意する際に、どの程度の時間を要するのかを把握しておくことは非常に重要ですよね。
結婚式前はなにかと忙しく、やるべきことがたくさんあります。
そんな限られた時間の中で手作り結婚指輪を用意しなければならないのですから、どの程度の所要時間なのかを把握しておかなくてはなりません。
では実際に、手作り結婚指輪を用意する際の所要時間とはどの程度なのでしょうか?

手作り結婚指輪を用意するにあたっての所要時間は、どのような方法で手作り結婚指輪を用意するのかによって大きく異なってきます。

まずはジュエリーショップの場合です。
ジュエリーショップでショーケースの指輪を購入した場合、完成までに数日間から数週間の時間がかかります。
サイズを調整したり、文字を彫ったりと職人さんが細かな作業をする時間です。
人気のお店ほど完成まで時間がかかるでしょう。

次はオーダーメイドの場合です。
オーダーメイドを工房などに依頼した場合、数週間から1カ月前後の時間が必要となることが一般的です。
ジュエリーショップと同じく職人さんが指輪を作成するわけですが、一から造り上げなければなりませんので、より長い時間が必要となるのです。
工房の人気次第では数カ月という待ち時間が必要となることもあり得なくはないでしょう。

最後はキットなどを利用して自作する場合です。
自作の手作り結婚指輪の場合、手先の器用さによって所要時間は大幅に違ってきます。
器用な人であれば、数時間でそれなりのシルバーリングを仕上げることができるでしょう。
しかし不器用な人の場合、同じような内容のキットであっても数日間という時間が必要となる場合があるのです。
さらに自作の場合、キットを利用するか、スプーンなどのシルバー素材を加工するか、工房で職人さんに教わるか、など他の要素によっても所要時間がかなり異なってきます。
一概にどの程度の時間が必要になるかを断言するのは困難なのです。

いずれにしても、所用時間は長めに見ておき、余裕をもって準備することがおすすめです。

手作り結婚指輪は経験無しでも作れるか?

手作り結婚指輪というものは、経験無しでも作れるものなのでしょうか?
これから自作の手作り結婚指輪を作成しようと考えている人は、とても気になるところですよね。
しかし、その問いに対する答えは「人による」としか言えません。

指輪を作るという作業は、それなりに手先の器用さが求められます。
手先の器用な人であれば、たとえ経験無しでも、ネットで作り方を調べながら手作り結婚指輪を完成させてしまうことができるでしょう。
しかし不器用な人にとっては、それは絶望的に難しいことになる場合がありますよね。
たとえ説明書や工具、素材などが付属された手作り指輪キットを購入しても、そもそも説明書に書いてあることが理解できない、という人もいます。
幼いころからプラモデルを作ったり、竹細工を作ったり、手先の器用さを求められる作業に慣れている人には理解できないかもしれませんが、そういった作業に慣れていない人にとっては、説明書が説明書としての意味を成していないことも多いのです。

つまり手先の器用な人であれば、手作り結婚指輪を自作するという作業は、それほど難しいことではないということです。
経験無しでも十分に作業可能でしょう。
しかし不器用な人の場合は、経験無しだと難しい作業となってしまうのです。

ただし、不器用な人もこれだけは忘れないでください。
何をするにしても、誰もが最初は初心者であるということです。
たとえ手先が不器用でも、経験を重ねればできるようになることはいくらでもあります。
手作り結婚指輪を自作するのも、経験を重ねれば可能となる作業です。
不器用だからと敬遠し続けていれば、いつになってもできるようになりませんよね。

もちろん「ジュエリーショップやオーダーメイドの指輪でも良い」という人ならば、そこまで熱心に指輪作りに勤しむ必要はありません。
しかし「一生に一度の結婚だからこそ、自分で作った思い入れのある指輪を用意したい」という熱意があるのであれば、それを投げ出すのはもったいないことです。
まずは失敗することを前提に、練習のつもりでシルバーリングなどを作ってみてください。

手作り結婚指輪に専門知識は必要か?

手作り結婚指輪というキーワードを耳にすると、「専門知識が必要な分野なのでは?」と思ってしまいがちですよね。
故に手作り結婚指輪というものを敬遠してしまう人も多いでしょう。
しかし、そんなことはありません。
手作り結婚指輪を用意するのに、専門知識は必要ないのです。

たとえばジュエリーショップで指輪を購入した場合でも、その指輪は職人さんの手が加わった手作り指輪です。
これを結婚指輪にすれば、立派な手作り結婚指輪となります。
お店を訪れてスタッフに相談し、商品を選び、購入する、この流れの中に一切専門知識は必要ありませんよね。
オーダーメイドにしても同じです。
基本的には工房などを訪れて、相談して、注文するだけです。
専門知識が求められる機会はほぼ無いに等しいでしょう。

しかしキットなどを利用して自作の手作り結婚指輪を用意する場合はどうでしょうか?
自分で作業するのだから、専門知識が必要になってくると思いますよね。
じつは自作の手作り結婚指輪を用意する場合にも、専門知識はほとんど必要ありません。
キットを購入すれば、説明書に作り方が書いてあることが一般的です。
その説明通りにことを進めてゆけば、指輪は完成してしまうでしょう。

キットを購入せず、シルバースプーンなどから手作り結婚指輪を作る人もいますよね。
その場合にも専門知識は必要ありません。
インターネットで調べれば、シルバーの食器からシルバーリングを作るための、具体的な造り方がいくらでも出てきます。
その作り方に従って作れば良いだけです。

つまり、手作り結婚指輪を用意するために専門知識は基本的に必要ないのです。
ただ一つ例外があるとすれば、ゴールドやプラチナといった高価で加工の難しい貴金属を自分で加工し、指輪をつくる場合でしょう。
ゴールドやプラチナの加工は専門知識と経験の豊富な職人さんがいなければ、素人が自分で加工するのは不可能に近いことです。
もしもゴールドやプラチナといった貴金属を自分で加工したい場合には、工房などに相談しましょう。
高価な貴金属の加工を手ほどきしてくれる工房はかなりありますので、専門知識が無いからと諦める必要はないのです。

手作り結婚指輪の作り方

ジュエリーショップで結婚指輪を購入したり、オーダーメイドで依頼したり、職人さんに手作りで指輪を作ってもらう場合は、基本的に注文するだけですよね。
しかし自作で指輪を作る場合には、作り方を把握しておかなければなりません。
今回の記事では、手作り結婚指輪の作り方について解説してゆきます。

手作り結婚指輪の作り方は、まず最初に素材や工具を用意することから始まります。
基本的にはキットを購入してしまうのがおすすめです。
素材となる金属、必要な工具などが併せて手に入るからです。
しかも作り方が記載された説明書も付属されているので、安心ですよね。

しかし手作り結婚指輪を作る人の中には、柄の装飾が結婚指輪のデザインに適したシルバースプーンやフォークなどを指輪にしてしまう人もいます。
そのような方法を選ぶのであれば、しっかりとした準備が必要です。

キットを利用しない場合に準備するべきは、素材となるシルバーのスプーンやフォーク、金属カッター、やすり、リング芯材、紙やペンなどの筆記用具、ハンマー、ガスバーナーなどです。
素材となる食器は基本的に純銀製を選ぶ必要があります。

準備ができたら、まずは指輪のサイズを計測します。
紙を指に巻きつけて、重なり部分に印を付けましょう。
その長さを目安にして、金属カッターを使い食器を切断してください。
必ず柄の方から長さを併せるようにしましょう。

切断したら、やすりで切断面を滑らかにします。
やすりは目の荒いものから始め、徐々に目の細かいものへと移行してゆきます。
最終的にはサンドペーパーを利用すると美しく仕上がります。

やすりがけをしたら、次はシルバーを曲げる作業です。
手で簡単に曲がるものもありますが、それが難しければバーナーで加熱し、ハンマーやリング芯材などを利用して曲げてゆきましょう。
ハンマーはゴム製のものを使うか、タオルなどを巻きつけるかして傷が入らないようにしてください。

曲げたら最後は磨きです。
サンドペーパーや布などで、仕上げの磨きをしましょう。

以上で手作りシルバーリングの完成です。