手作り結婚指輪の宝石 - 手作り結婚指輪の素朴な疑問

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手作り結婚指輪の宝石

手作り結婚指輪とは一般的に金属のみで作りますが、中には宝石を埋め込む人もいますよね。
いったいどのような宝石を埋め込む人が多いのでしょうか?

手作り結婚指輪の宝石としてまず挙げられるのは、やはりダイヤモンドです。
結婚指輪、婚約指輪の宝石としては最も人気の高い、定番の宝石ですよね。
ダイヤモンドは宝石の王様とも呼ばれており、グラム当たりの価値は500万円を超えます。
その価格故に、ダイヤモンドを埋め込む際には非常に小さなものを指輪の内側などに埋め込むのが一般的です。
ダイヤモンドは自然界に存在する物質の中でもっとも硬い物質でもありますので、耐久性も優れており、日常生活に耐えなければならない結婚指輪の宝石としては最適な宝石と言えるでしょう。

次はルビーです。
ルビーも非常に硬い物質なので、手作り結婚指輪の宝石として適しており、実際にかなり人気の高い宝石です。
その硬度の高さはダイヤモンドに次ぐとされています。
赤く美しい輝きが特徴の宝石で、天然のものは産地のほとんどがアジアであるという産地の少なさからグラム当たりの価値も非常に高くなっています。
全宝石中でもっとも貴重な宝石として扱われていた時代があったほどです。
7月の誕生石でもあり、7月生まれの人が手作り結婚指輪の宝石として選ぶことが多い宝石でもあります。

最後はサファイアです。
サファイアは青玉、蒼玉とも呼ばれている宝石で、青い深みのある美しさが特徴の宝石です。
ルビーなど赤色の宝石を除いた場合、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇ります。
ダイヤモンドやルビー同様、その硬度の高さが結婚指輪の宝石として適しているのです。
9月の誕生石なので、9月生まれの人に人気がある宝石でもあります。
歴史的に見ると宗教との付き合いが古い宝石であり、かつてキリスト教の司教の叙任の際に、サファイアの指輪が与えられる習わしなどがありました。
ヒンズー教では厄災をもたらす不吉な石とされたこともありますが、インド仏教では非常に貴重な宝石として扱われました。