手作り結婚指輪の素材
手作り結婚指輪の素材となる貴金属は、非常に高価なものが多いですよね。
今回は手作り結婚指輪の素材として人気が高い金属、ゴールド、プラチナ、シルバーについて、どのような金属なのかを解説します。
まずはゴールドです。
ゴールドはこの世に存在し人類が把握している全ての物質の中でも、グラム当たりの価格が上位に食い込むほど高価な金属です。
人間とはとても付き合いが古い金属で、有史以前から文明の経済を支えてきた金属でもあります。
高価な金属の代名詞でもありますよね。
非常に加工しやすいことが特徴で、他の金属と混ぜ合わせることでイエローゴールド、ピンクゴールド、といった独特の輝きを放つようになるのです。
結婚指輪の素材としても非常に人気ですが、純度が高くなるほどに柔らかくなってしまうので、18金程度で加工することが一般的となっています。
仮に純金を指輪に加工したとしたら、その価格は非常に高価になりますし、日常生活に耐えられるような代物ではなくなってしまうのです。
次はプラチナです。
白金としても知られる金属で、グラム当たりの価値はゴールドを上回ります。
結婚指輪の素材としては最も人気が高い素材の一つでしょう。
プラチナは非常に安定した物質であるため、錆びに強く日常生活に耐えなければならない結婚指輪の素材として最適なのです。
その安定した性質から、自動車の部品、燃料電池などにも利用されています。
じつはかなり身近な金属なのです。
最後はシルバーです。
シルバーはゴールドやプラチナと比較すると、グラム当たりの価値はかなり低くなります。
しかし最近では指輪作成キットなどを利用して自分で手作り結婚指輪を作る人が多く、結婚指輪の素材として定番化しているのです。
ゴールドやプラチナは加工しやすいと言っても、価格的な意味で失敗のリスクが高いですし、職人さんの技術をもって初めて「加工しやすい」といえるレベルの金属ですが、シルバーの場合はリスクも低く、素人でも十分に加工可能なレベルの金属であるため、キットなどに付属するには最適な素材なのです。