結婚する今だからこそ改めて考えたい結婚指輪の意味
結婚指輪は義務ではない
「結婚をしたら結婚指輪を購入しなければならない」と、妙な義務感を感じている夫婦もいらっしゃるでしょう。周りは当たり前のように、左手薬指に光るものを身につけています。でも、本当に「義務」として結婚指輪は購入しなければならないのでしょうか。
結婚指輪は愛する人と結ばれた人でしか、手にできない大切なもの。幸せを導いてくれる、素敵なアイテムです。だからこそ「義務」としてではなく、改めて結婚指輪を手にする意味について考えてみましょう。
結婚は人生を大きく変える
籍を入れると、今までの生活は大きく変わります。独身時代のように、自由気ままにとはいきません。わかりやすいのは、お金でしょう。独身の頃は、働いて稼いだ分は全てご自分のものでした。ご自分で稼いだお金を何にどう使おうが、本人の自由です。
でも結婚をしてからは、ご自分だけのお金とはいきません。相手との生活のために、お金は使われます。もし2人の間に子供がいれば、子供のためにお金は使われるでしょう。「自分だけ良ければ良い」という考えでは、結婚生活は成り立ちません。
結婚指輪が持つ意味とは?
結婚指輪の持つ意味は、2人の愛の形です。そして、人生の変化も意味していると考えています。挙式を挙げなくても、役所に婚姻届を提出すれば結婚成立です。その日から「夫婦」になります。
夫婦になった途端に、今までの人生は大きく変化します。変化は、人間の体や心に大きな負担になるでしょう。負担に耐えられず、終止符を打つ人は現実的にいらっしゃいます。これからの変化を受け入れ、共に歩む誓いの証拠となるのが結婚指輪です。
2人で協力するための練習
結婚指輪は、基本的に2人で一緒に探すことになるでしょう。時には意見が割れて、対立することもあるかもしれません。そんな中でも2人で協力する大切さを教えてくれるのが、結婚指輪です。
不思議なことに、2人がしっかりと協力していればいるほど、指輪は早く見つかります。理由については、ハッキリしていません。ただ人間が物を選ぶのではなく、物が人間を選んでいるのでしょう。